新しい制度

投稿日:2015年1月6日

カテゴリ:医院ブログ

看護師の業務範囲を拡大させて、医師の負担を減らそうという動きがある。医師会は当然反対しているようだが。。。

歯科医院に例えると、歯科衛生士業務の拡大というところだろうか?
個 人的には大賛成である。ただ、今の状況では難しいだろう。3年制に移行したものの、実際はカリキュラムに全く内容がない。これは歯学部も一緒、だって教え るトレーニングを受けてない教授達や指導者ばかり。本当に実力のある先生達は開業してしまうし。。。これは外にでないとわからない。。。大学の中にいる と、世間と乖離してしまう。最近少しはいいようだが。。。まあ駄目。もちろん全員否定してるわけではないし、すばらしい先生も多い。

衛生士がどこまでできるか、やるかというのは結局勤めた医院のスタイルによる。
なんでもできる場合もあれば、逆にアシストばっかりもあるだろう。

ま たレベルの話もある。これは歯科衛生士だけじゃなく我々歯科医師にも言えることだが。。。例えば、仮歯を作るにしてもただ作ればいいのか、完璧にあわせる のかで全く結果が違う。「やれます」と「できます」というのは全く違うし、この2つの言葉の中にもレベルが関係してくるし時間という制約もある。
まあ「やれます!」という人にかぎって、意外とできないんだけどね(笑)

一番必要なのは、ポイントを押さえる力というか目だと思う。あと一つの手間を惜しむか、目をつぶるかで将来の結果は変わってしまうと思う。

海外とは比較できないが。。。歯科医師の大学6年も意味ないのに、歯科衛生士の3年も意味がないだろう。それぞれ4年、2年で十分だと思う。もっと編入制度を充実させたりできないのだろうか?

①歯科助手で経験を積んだ人は衛生士学校1年で免許とれるとか。
②歯科衛生士から看護師へ(逆もあり、知り合いにいる)
③歯科医師から医師へ(ここは難しくすべきだけど、逆もあり)
④歯科技工士から歯科医師へ(技工士さんが患者に対面するのが理想なので、歯科医師にならなくても、もっと業務拡大してほしい。。。)

少し考えただけでも色々ある。

明日は朝から勉強会、日曜も一日つぶれるが、久々に九州の先生達と会うので楽しみだ。

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