ちゃんとした歯磨き方法がある
そもそも、どうして歯を磨くのか?
口の中には歯垢(プラーク)がたくさん付いています。この中はバイ菌が何十億といます。このプラークによって虫歯・歯周病がおきます。
虫歯・歯周病になると
→痛い/腫れる・歯が抜ける→抜歯・入れ歯→毎日がつまらない/集中力が低下
ブラッシングをしっかりして、定期的にクリーニングを受ければ歯は悪くなりません。
正しい歯の磨き方(ブラッシング方法)
歯周病は生活習慣病の一つです。今までの生活スタイルが問題になります。例えば・・・
・歯に関心がない
・磨いていない
・正しいブラッシングがわからない
・不規則な食生活、ライフスタイル
などが問題です。
歯周病は1日、2日で発病するものではありません。逆に考えると短期間で簡単に治るものではないのです。この歯周病治療のベースになるものは、ご自身によるブラッシングなのです。
ここでは、当院での指導を簡単に説明します。(忙しくて通院できない方でも、これをやってみてください)
歯磨きの回数
1日2回はしっかりと行う。特に寝る前のブラシが重要(寝ている間に歯周病菌が増加)
歯ブラシの当て方
歯ブラシは大きく動かさず、歯ぐきに押し込むようにして微振動させる
出血時の歯磨き
出血しても続ける。(出血するという事は、腫れているという事です。)
歯磨き粉の量
歯磨き粉は基本的につけない。つけないで磨いた後に米粒程度つけて歯にこすりつけてください。
舌のブラッシング
舌表面を軽くブラシでこする(口臭の原因は舌の表面の汚れです)
歯科医院でのクリーニングも行いましょう
そして、3カ月~半年ごとのクリーニングを歯科医院で行うと良いでしょう。