前歯部骨移植

投稿日:2015年1月22日

カテゴリ:インプラントブログ

インプラントで最も難しいのは前歯である。骨が十分にあるケースは少なく、ほとんどの場合に骨移植、結合組織移植が必要になってくる。年齢が若いケースなどは、インプラントよりも接着ブリッジのほうがいい場合も多い。なんでもかんでもインプラントというのも難しい
今 日は外傷後20年放置し、膿がたまって抜歯に至ったケース。粘膜が陥没して治癒しているため、頬側の減張切開だけでは閉鎖が難しい。そのため口蓋の粘膜を 有茎弁にしていかないと封鎖できない。ブロック骨移植の適応でもあったが、今回は人工骨、粉砕自家骨、遮断膜2枚の組み合わせとなった。

5から6ヶ月待ちでインプラントであろう。