総義歯勉強会

投稿日:2015年1月6日

カテゴリ:医院ブログ

昨日は診療終了後に月1回の総義歯の勉強会。夜9時から2時間なので終了するのは11時すぎというハードスケジュールだが。。。
今回は長期症例について村岡先生のプレゼン。Dr poundが35年前に作った義歯を見せてもらった。外人の先生でパウンドラインという概念は歯科医師なら誰でも知っているはずである。。。

義 歯はさすがにくたびれ感あるものの、無調整で35年機能しているのが素晴らしい。あらためて総義歯治療の凄さを実感した。村岡先生がよく言っているが、体 に優しく、安全な治療である。何かあったら外せるという利点が強みだ。当院にはあんまり新規の総義歯の患者さんは来ないが、月に4人くらいは作っている。 このときに村岡先生の教えは非常に為になっている。

最近は下顎無歯顎の患者さんには、インプラントを2本して、インプラントに維持を求め るインプラントオーバーデンチャーが自分の中ではメインになっている。ただその際も、インプラント維持がなくても使える状態の総義歯を作る必要があると考 えている。将来寝たきりなどになった場合は、速やかに通常の義歯に戻したほうが介護者や家族のためにもなるからであるし、インプラントへの負担も軽減でき ると考えている。

毎回ためになる話が聞けるのはラッキーである。