医院ブログの記事一覧

20年ぶりの大雪〜市川市岸田歯科口腔外科ブログ

投稿日:2015年1月11日

カテゴリ:医院ブログ

土曜日は朝から雪であった。前日から天気予報で雪と言っていたので、驚きはしなかった。午前中はキャンセルが数名で通常通りであった。
ただ11時過ぎから本降りになってきた。

午後はインプラントオペとセラミックのセットが終わったら、インプラント学会と勉強会の懇親会に行こうと思っていたが。。本降りになってきた。

大雪の中、インプラントのオペは問題なく終了。今日はスウェーデン&マルチナ社のインプラントのワイド(直径5mm 長さ10mm)を1本使用した。
スウェーテ?ン&マルチナ

インプラントのオペが終わる頃には。。本降りに。。まさに大雪であった。
15時30分以降の患者さんに連絡して、急患以外は時間の変更とした。
スタッフも遠方から順番に帰宅させて対応。
申し訳ないが、自宅が近いスタッフは最後まで残ってもらった。

なかなかない状況なので、当然記念撮影(笑)

診療所の前である。。まるで雪国。

大雪2
19時頃なのに。。誰も歩いてない。。

大雪3
近くの市川駅です。。こんなのは初めて(笑)

大変でした。。市川市岸田歯科口腔外科ブログ

投稿日:2015年1月11日

カテゴリ:医院ブログ

インプラントを他院でした場合。。メーカーが違うと規格が全く違うという事は説明した。

今回は他院でインプラントした患者さんが、インプラントの上部構造(人工の歯)の脱離でいらした。インプラントをした医院での対応を勧めたが、既にその医院が閉院してしまっていた。。インプラントのメーカーは日本の京セラのPOIインプラントであった。

少し昔のタイプだったようで、メーカーの営業、知り合いのPOIを使っている先生にも問い合わせて、必要な道具を揃えた。土台からやり直さないといけない3重構造の設計であった。

万全な用意を確認し、麻酔をしてインプラント周囲の歯肉を切除した。
土台はぴったりはまり、一安心したが。。土台を締めるスクリューが噛み込まないのである。。最初は規格が違うのかな?と思ったが。。よく見ると以前のスクリューがインプラントの中で折れて、邪魔をしていたのだ。

かなり奥の方で残っていて、通常では確認が難しい。。まず拡大鏡で見たが、イマイチ。。そこでマイクロスコープの出番である。

スクリューは当然折れていて、ドライバーは合わないので。。細い器具でゆっくりと触っていく。多少のゆれがあったので、回していけば理論上は取れるはずである。。しかし引っかかりが全くないのだ。

そこで、歯を削るドリルでマイクロスコープで見ながら折れたスクリューに刻みをつける必要があった。ただ注意しないと、インプラント内面を削ってしまうと、そのインプラントは使えなくなる。下の一番奥のインプラントで、かなりやりにくかったが。。なんとか除去できた。。
診療時間オーバーだったので、残ってくれたスタッフとハイタッチ(笑)

その後、インプラントに土台をつけてから上部構造を締め付けた。
もし、取れなかったらインプラントを撤去しないといけないので。。緊張した仕事であった。
アハ?ット破折
左が折れていたスクリューの先です。マイクロスコープがなかったら除去できなかった。

歯肉移植の新しい武器〜市川市岸田歯科口腔外科ブログ

投稿日:2015年1月11日

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インプラント周囲の環境改善に歯肉移植と口腔前庭拡張術を行うことがある。
先月も数名の患者さんに行った。
以前は、患者さんの上顎から歯肉を採取し移植を行っていた。

しかし、移植する側と移植に必要な歯肉を取る側の2カ所の傷ができてしまうのだ。。レーザーなどを上手く使えば、そこまで大変ではないんだが、患者さんにとっては負担になるのである。

そこで、人工の歯肉という発想がでてくる。ムコグラフトという材料で、ある程度の厚みがあり、将来的にいい組織になるものである。
ムコク?ラフト
これは、使い勝手が非常によくて縫合もしやすい。止血効果も高いと思う。
最近は、ほとんどムコグラフトでオペしている。おすすめである。

口腔がん勉強会〜市川市岸田歯科口腔外科ブログ

投稿日:2015年1月11日

カテゴリ:医院ブログ

月初め最初の月曜日は、口腔がんの勉強会である。
自分たちが企画しているので、参加者が何人来るか?不安ではあるが(笑)
毎回、歯科医師会館に60人以上が来られる。多い日は80人超える事もあり、企画サイドとしては喜ばしい。市川市歯科医師会の会員以外にも、江戸川区、港区、八千代、佐倉などからも聴講に来られる先生が多い。

今回は、東京歯科大市川総合病院の放射線科教授である青柳先生の講演。
内容は「放射線治療」である。放射線治療というと、イメージ的に第一選択ではなく。。年齢や手術が不可能な部位に行う延命的なものと考えていた。

し かし、最近はがんの病巣に集中的に放射線を照射することで、非常に良い結果が出ているそうである。自分も口腔外科出身で、放射線照射後の骨髄炎で大変な思 いをしている患者さんを多数診てきたので、正直あまりいいイメージを持っていなかったが。。今回の講演で勉強不足を実感した。

外科的に対応した場合、口腔がんは組織を取ってしまう術式であると。。顔の形が変わったり、食事、発音が難しくなったりしてしまう。放射線治療であれば機能温存ができ、患者さんの生活レベルを維持できる可能性があるのだ。
ただ、全てがいいわけではないので。。外科的切除、抗がん剤などの化学療法、放射線療法などを患者さんの状況、希望に上手く合わせていく必要性がある。

来月は口腔がんとの関連性も深いとされる、食道がん、胃がんについての講演を予定している。

歯周病とレーザーの講演会に参加〜市川市岸田歯科口腔外科ブログ

投稿日:2015年1月11日

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いよいよ2月である。2?3月は色々とやる事が多く、また日曜日はない(笑)

今月はインプラント学会の関東支部会に参加、さらに所属しているCIDというインプラントのスペシャリストの集まりで、症例報告。翌週は骨移植のセミナー。。前回のブログで紹介した勉強会の運営など。。

来月は実習のあるセミナーに2回参加。これは最新のテクニックなので、非常に楽しみである。

で、今日は新横浜へ。気分転換で新幹線に乗ってみる。

吉野先生という歯周病治療のスペシャリストの講演を聴きにいった。内容はEr-yagレーザーについて。若いが、非常に優秀な臨床医である。
また講演が非常に上手で、聞き入ってしまった。。
yoshino

ちなみに当院にも炭酸ガスレーザーがあり、10年以上使っているが全く別物のレーザーなんである。
実は2年前から購入(導入)を考えていたが、今回の講演を聴いて決断である。

非常に素晴らしい機械で、特に歯周病治療、再生治療、インプラントなどに応用できるのだ。。ただ、診療室内に置き場所がない。。(笑)

買ったらスタッフに『先生、どこに置くんですか!もう場所ないです!」と怒られそうである。。でも自分の診療オプションが増える事は、患者さんの為になるのである。

でも、本当に置き場所がない。。。まずはデモ機を借りてみよう。

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