臨機応変というか状況判断
投稿日:2015年1月6日
カテゴリ:医院ブログ
歯科治療は思うようにいく場合と全く予想と違う場面に遭遇することが多い。
思うようにいっている場合はいいのだが、予想とは違う場面になったりした場合の対処法が重要になってくる。
今日はインプラント下左右2本予定の患者さん。1本は骨が硬かったくらいで問題なかったが、もうひとつは抜歯と同時のインプラント計画。レントゲン、CTみても問題ないケースと診断した。
確 かに抜歯即時インプラントをぎりぎり行えるケースかもしれなかったが、安全策として3ヶ月以降で行うことに変更した。すでに手術が始まっていてなかなか決 断が難しい場面だったが。。。その他の部位の計画をイメージし直して、あえてリスクを背負う必要性はないと判断し、ソケットプリザベーションに変更した。
患者さんにも十分説明し、納得していただいたと思う。インプラントはしっかり治癒した骨に行うのが最も成功するから。
撤退する勇気も医療には必要だと思う。患者さんにとって利益のあることを提供しないといけないので。。
歯科の難しさを感じた1日だった。。。
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