外国から帰ってきた患者さん

投稿日:2015年1月6日

カテゴリ:医院ブログ

当院には比較的外人の患者さんも多い。これから留学とか仕事の都合で海外に行く患者さんも 多い。そのなかで外国で神経の治療まで終わってきた患者さんがいらした。とても丁寧な治療がされていたので聞いてみると、複数の専門医がチームを組んで やっているとのこと。日本ではまだあまりなじみはないが、海外では当たり前のようにされている。ただ全部ではないけど。。。

日本の先生はある意味なんでもできないといけないので、レベルはそれなりにあることが多い感じがする。浅く広くである。

また日本は保険制度という壁(受け皿)があるので、上手い先生の治療と新卒の治療でも料金は一緒になってしまう。他の業界から見るとおかしな話である。美容院にも店長と普通の店員で価格が違うことが多いし。

これを解消するには自費診療しかない、そうなると保険のみの治療では優秀な先生の治療が受けれなくなる可能性もある。でも今の社会構造ではどうにもならない。保険で治療ができるだけでも国に感謝するべきである。

海外なんかはとてもシビアで、救急車もお金がないと乗せてくれないし。。

今後さらに医療と自己責任の問題が出てくるだろう。タバコすって、食生活が悪く糖尿病になるような人は保険からはずすか、負担率を5割とかに変えるべきだろう。歯科の点数も変えてほしいくらいだ。「当院は喫煙者お断りです。」なんて看板が出せるのはいつなんだろう。

その代わり難病や障害を持っている場合は負担を下げないといけない。ちゃんと生活している人が損する社会は駄目だと思う。話が完全にズレてしまった。。。

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