85歳のインプラント治療

投稿日:2015年1月6日

カテゴリ:医院ブログ

インプラント治療は基本的に成長が止まれば可能である。あまり若い患者さんにすることはないが、逆にあまり高齢の方も少ないと思う。

理由は全身的に病気があるとか、手術が不安などであろう。

ただ、最近は80代の方でもインプラント治療を希望される方が増えてきている。
このような場合は最小限の治療で、最大の効果を得るように治療計画を立てることが重要で、ただインプラントを沢山入れればいいというわけではない。

将来寝たきりになっても、家族がケアできるようにする必要がある。上下が総入れ歯の方でも下あごに2本インプラントがあれば、十分に咬むことができ、生活レベルがあげられる。

今日の方は85歳、6月にインプラントを3本行った。手術のときは心電図や血圧測定をし、酸素吸入しながら対応したが、問題なく経過している。
お盆明けには新しい歯が入る予定。
患者さんも楽しみにしている様子であった。

■ 他の記事を読む■