歯科で点滴。

投稿日:2015年1月6日

カテゴリ:医院ブログ

歯医者で点滴?
というと、ほとんどの方がびっくりされます。

歯の痛みや炎症にもレベルがあって、飲み薬でいい場合が9割以上ですが、残りの1割には特別な配慮が必要になります。その場合、点滴で直接血管内に薬を入れるのは非常に効果的です。口腔外科や麻酔の経験がある先生しか、やろうと思わないでしょうけど。

追加で鎮痛剤なども使用できますし、水分補給にもなります。

適応としては。。
①顔が変わるくらいの腫れ(原因は虫歯、歯周病、親知らずなど)
②ものすごい炎症で麻酔が効かない
                        ときなどでしょうか。

今日の初診の患者さんは、痛みが強く、2~3日眠れてないという男性でした。
麻酔して神経の治療もしましたが、膿がすごくでるので抗生剤の点滴をしました。

点滴中は痛みもなく、落ち着いたとのこと。必要ならば明日もします。

今日はぐっすり眠れているといいのですが。

治療が怖いと言う場合の静脈内鎮静法とは違いますよ。

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