インプラントか義歯か?

投稿日:2015年1月22日

カテゴリ:インプラントブログ

今日も患者さんにインプラントの説明をおこなった。ただ最近の傾向として、患者さんはインプラントのほうが、しっかりと物が咬めて安定することは説明しなくてもわかっているようである。
ネットや雑誌の情報が氾濫しているので、いい情報を知っている場合は説明がスムーズである。ただ、悪い情報で固まっている場合は解きほぐすのが難しい。。

マイナスの部分としては。。。
①怖い②高い③大変そう④長持ちするのか?である。

①怖いに対しては、静脈内鎮静法を用いれば解決できる。眠っている間に終わってしまうので、一度体験すると次も静脈内鎮静法で。。。となる場合が多い。

② 高いに対しては。。。それなりの治療なので安くするわけにはいかない。我々も研修をし、リスクを負っているので。。。都内に行くと安いインプラント(1本 10万とか)があるが、総額にすると逆に高くなるというからくりがあるので注意が必要。インプラントの場合は他の部分の治療も必要なので、インプラントだ けするという患者さんはいない。そのため、なるべくかかりつけでやるのが理想的である。

③大変そう。。。これは何事もやってみたらそれほどではなかった。。という経験が皆さんあると思うが、まさにその通りである。通常30分程度で終わってしまう。

④長持ち。。。これに関してはメインテナンスをしっかりやっていけば問題ないレベルにきている。ただ、患者さんも年をとると免疫力、抵抗力が変わってくる。この変化にも歯科医院として対応できるように努力している。

いままでのことは全ての患者さんに当てはまることではないが、ほとんどの患者さんに当てはまると思う。