歯科医が嫌いなフレーズ第1弾。。市川市岸田歯科口腔外科ブログ

投稿日:2015年1月11日

カテゴリ:医院ブログ

(更新平成26年3月7日)
歯科にかかる患者さんがよく使うフレーズがある。その中で、注意した方がいいものがある。
患者さんにも「歯科医に気持ちよく診療」してもらう方がいいとわかってほしい。。かしこい患者になって欲しい。。

特に良くないものを紹介しよう(笑)

①「私、歯医者が嫌いです」
これは本当に良くない。。初めて会って「あなたのことが嫌いです」と言われて。。逆になった気持ちを考えて欲しい。
歯科は怖いし、不安な気持ちはよくわかる。好きな人などいないと思う。

しかし、ここは「歯科治療が得意じゃないんです」、「歯医者さんに来ると緊張しちゃいます。。」などと言った方がいい。
別に、「嫌いです」と言われても「好きです」と言われても治療は同じ様にしっかりとやりますが。。
患者さんも歯科医師(医師でも同じ)を上手く誘導すべきだと思う。

もし、「今まで歯医者はダメだったけど。。先生は大丈夫。。」なんて言われたら。。歯科医はどう思うか考えてほしい。。ただお世辞はバレるけど(笑)悪い気はしませんよね。

②「あと何回で終わりますか?」
これはキラーフレーズである。患者さんは軽い気持ちで聞いているのだろうが。。歯科医師100人に聞いたとして、全員がガクっとするだろう(笑)

ま るで、しっかりと進行してないと思われた感じになるのだ。。歯科治療は経過を診ながら、対応が決まってくる場合が多くて、あと何回というのは正直難しいの だ。。簡単な治療の人には言えるが。。歯科医も別に無理に治療を引き延ばしてるわけでもない。こちらも早く終わらせてあげたいと思っている。
 自分も当院の勤務医も、診療後遅くまで残って患者さんのレントゲンや資料をみて計画を考えているんですよ。。

しかし、歯肉が腫れてたり、口の中が汚いのに治療はできないのだ。無理にやっても不十分になるし、長い目でみると良くない。

治療が長いということは、それだけ口の中に問題が多い=自分が虫歯や歯周病を放置してきた可能性が高い。。ということである。

 多くの場合。。歯科の病気は自己責任なんだから。虫歯も歯周病も予防できる病気なんである。
 治療にならない様にしっかり磨くこと、定期的に検診する事、我々を上手に利用することで健康な生活をしてほしい。。美味しいものも沢山食べて(笑)

「歯が良くなったら、ご飯が美味しくて最近太ってきたよ」など最高のフレーズである。

以上、院長のぼやきでした。。