骨移植とソケットリフトでのインプラントオペ〜市川市岸田歯科口腔外科ブログ

投稿日:2015年1月11日

カテゴリ:医院ブログ

連休明けの火曜日、しかもインプラント学会明けの初仕事がインプラントオペ2本と骨移植である。
当然、気合い十分。

まず左上6番をCTで診ると、上顎洞までの距離がない。骨の高さは約4mmである。
そのため、インプラントを少し傾斜させてソケットリフトという方法を選択。
インプラントのブリッジタイプにするので、直径が太く、長さ10mmが必要である。
オステムのCASKITを使用して、ストッパーを付け慎重にドリリング。最終的には水圧で洞粘膜を挙上した。人工骨を填入して予定通り10mmのストローマンンプラントTLを使用。

次いで、手前の4番部である。抜歯した部位の治癒が悪いので、ほぼ抜歯即時インプラントのような形でストローマンボーンレベルを埋入した。周囲には2種類の人工骨を置いて、吸収性膜で被覆後に減張して縫合。

フルコースのオペでした。