木を見て森を見ず。。

投稿日:2015年1月7日

カテゴリ:医院ブログ

木を見て森を見ず。。よく使われるフレーズである。どんな仕事にも当てはまると思う。今回の原発の問題なども、まさにそうである。。

例えば歯科の場合、穴(虫歯)があったら削って、治したが。。実は隣にも虫歯があったとか。。抜歯が必要な患者さんの抜歯ばっかりに、気を取られて背景の高血圧などに配慮がない(気が付いてない)など。。色々ある。

歯科治療は最終形をイメージし、そこに到達するにはどうしたらいいか?を考える力が必要になる。これは治療計画という部分に直結し、レベルがわかってしまう(笑)

そのためには、自己努力、研鑽が不可欠であり、必ずしも経験年数=実力とはならないのである。センス(歯科医師としてのセンスと仕事してお金をもらうということの意義が分かっているセンス)もあるが。。分析力と危機感だろう。

自分の現段階での能力分析、不足している分野などを客観的に見ないといけない、「よくやさしい先生など。。」と歯科医院を選ぶ基準が言われるが、実は上位にはこないのだ。。これを勘違いしている先生が多い気がする。

患者さんは「技術、知識がベースにあって安心して任せられる先生さらにやさしい先生」を求めているのだ。