医療連携について

投稿日:2015年1月6日

カテゴリ:医院ブログ

例えば歯科という学問の中にも、口腔外科、歯周病、インプラント、入れ歯、小児歯科などの色々な分野がある。歯科の患者さんは9割以上は歯科で完結できるが、他科との医療連携が必要になる場合もある。

口腔がんの患者さんを、大学病院に紹介するということではなくて、普段から診ている患者さんの変化に対応して、紹介できる内科、皮膚科、小児科、耳鼻科なんかとリンクする必要性があるということである。
この部分は歯科で一番不足している部分だろう。。。どの医師が何を得意とし、専門性が何か?ということを我々が把握しなくてはいけない。何でもかんでも困ったら、大学病院に紹介すればいいなんて発想では、患者さんのために全くならない。

地域において各医療機関が、どのような取り組みをしているかを把握しないといけない。さらに、お互い顔の見える交流ができるようなシステムがあるといいのだが。。。

医療関係者が近隣の医院をネットで検索(笑)しているようではだめだ。。患者さんが、この状態なら、あの先生に紹介とか無意識にリンクできるようにしていきたい。