ジェネリック医薬品について

投稿日:2015年1月6日

カテゴリ:医院ブログ

歯科医院は意外と薬を処方するんである。
患者さんも「歯の痛み=歯医者に行く。」という構図ではなく、なんとか薬で解決しようとするのだ(笑)気持ちはよくわかる。。。

当院は隣が内科で、その先には眼科もあるので目の前には処方箋受付の薬局がある。営業時間は当然ながら薬の量が多い内科の診療時間に合わせてあるけど(笑)

以 前は処方箋に記載の薬品が優先だったが、最近は薬剤師の説明、患者の希望でジェネリックに変わることも多い。当院にも変えましたの報告ファックスがよく 入ってくる。もう市民権は得ているジェネリックだが、後発医薬品のこと。薬は開発にお金と時間がかかるので、一定期間は真似できないように保護されてい る。

医療費の削減には貢献しているんだが、先行品と全く同じではないという認識が必要である。まあ偽物ではないが、保存料などの配合が違うのである。ちょっと怪しい感じもする(製薬会社の人には申し訳ないが。。)名前も微妙に変えているので、何となく想像がつくのも面白い。

歯科で使う頻度では、あんまり関係ないかもしれないが、医科では効果が下がったり、逆に効きすぎたりという問題もあるのだ。まあ自分が病気になったりしたら使わないかな。。。というのが現時点での自分の考えであるし、多くの医者(自分の知り合い)のスタンスである。

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