県歯セミナーに参加

投稿日:2015年1月6日

カテゴリ:医院ブログ

日曜日は千葉県歯科医師会のセミナーに参加。こういう集まりは大体来る先生が決まっている。来ない人は全く来ない。。来る人は毎回いる。。。患者の立場として、どちらの先生に診てもらいたいかというと、おのずと答えは出てくるだろう。

今回の講師はコーヌスで有名な黒田先生と移植の下地先生である。
誰が招聘したのか不明だが、非常に渋い人選である。きっと学術担当の先生がしっかりした方なんだろう。

黒 田先生は日本のコーヌスの神様みたいな人で、自分も著書を読んで勉強した記憶がある。今の最新版が置いてあったが、内容は全く変わってなかった。長期経過 をこれでもか。。と見せてくれた。今の時代写真や資料をとるのは当たり前だが、30年前からやっていることは素晴らしい。というか周りの歯科医師が適当な 治療をして、それでも収入を人並み以上にもらっていた時代にシステムを作っていることが、尊敬できる。インプラント治療にもコーヌスの理論が必要になる場 合もあるので、もう一度本を読み直してみたい。

下地先生は移植で超有名な先生である。15年くらい前の卒業してすぐの頃に移植の話を聞いてから、自分もかなりの数の移植をこなしてきた。条件がよければ非常に有用なツールである。理論はそんなに変わっていないが、歯根膜の有用性について強調されていた。

自分達が歯科医師になったころは火曜会という有名なスタディークラブがあった(今もあるのだろうか?)。そこに所属しているのは超一流の歯科医師ばかりで、あこがれたものである。まだまだ自分も精進しないといけない。

お昼には歯科医師会と弁当屋がコラボした8020運動弁当が売りに出ていた。8020運動が好きではないので、あんまり興味はないのだが。。
自分は食べなかったが、おいしいのだろうか?せっかくなら、キシリトールガムやマウスウォッシュなんかもつけると面白いと思ったが、食品衛生上の問題とかがあるのだろうか?発想は素晴らしいので、ブラッシュアップしてほしい。