メンターの必要性

投稿日:2015年1月6日

カテゴリ:医院ブログ

 自分にはメンターと思っている先輩が数人いる。メンターとは師匠と弟子という関係ではなく、仕事やプライベートにおけるアドバイザー、よき目標と考えている。お互いに得るものがあれば共有することもできるし、必ずしも同業者である必要もない。
 
昨日は2時間近く電話で話した。歯科医師としてはじめて凄いと思った先生で、3つ学年は上である。今でも目標にさせてもらっているし、何でも相談できる。

「鉄は熱いうちに打て。」と言われるように、若いときにいい仕事を見ておくと、その時の自分ではできなくても、追いつこうと思い努力することは出来る。不思議と勉強したりすると、似たような患者さんがくることもあるし。。

い い仕事をしているんだなという目で見ていないと、ただの見学になってしまう。同じ環境、時間を共有してもレベルが違ってくるのは、いかに自分だった ら。。。という視点で見れるかだろう。結果だけでなく、なにげないところに臨床のヒントは落ちているのだ。しかもそれは絶対に教えてくれない。。自分で盗 むしかないし、逆に自分で気がつかないと頭にはいらない。。。そのためには影で勉強するしかない。

自分は、こそ勉(こっそり勉強すること)が大好きだ。学生時代は6年間毎日テニスばっかりしていたのに、成績はいいほうであった。再試に引っかかったこともない。まあ日大歯学部自体のレベルが大したことないのだが。。。

テスト前など「こそ勉してる。」とよくからかわれたが、心の中では何がいけないのか?といつも思っていた。だって試験前に「勉強した?」と聞かれれば、「勉強した。」と答えるのが普通だろう。「寝ちゃった。。」なんてお互いの傷を舐めあってどうするのだろうか?

ただ「凄く勉強した!完璧」と公言していてもあまり成績の良くなかった友達もいたが。。。(笑)完全に話が脱線してしまった。