市川市の歯周病検診
投稿日:2015年1月6日
カテゴリ:医院ブログ
市川市の検診制度が変わった。市長が歯科医師だったので予算が豊富だったが、変わってしまったので、少しずつ削減されている。。。市川市でも事業仕分けを行うそうだ。思いっきり「廃止!」となるかもしれない(笑)
今回の改正は成人検診として年1回だったものが、10年ごとに節目検診になったこと。この検診制度に対して文句はないのだが、果たしてこれが市民の健康に寄与しているか?と問われれば大いに疑問である。
理由としては
①不特定な検診だと、意外と状態のいい人が多い。
②10年というサイクルで歯周病は相当進行する。
③言葉は悪いが、歯周病検診を70歳でやって意味があるのか?70歳から禁煙しても。。。と同じなんじゃないだろうか?予防のポイントは30から40歳代だろう。ここを充実させないと意味なし。20歳代もしくはそれ以前が必要であろう。
病院に来院が必要な人は、検診にも来ない場合が多くて、来なくても平気な方が沢山来たりする。歯科医院で3ヶ月に一度クリーニングしてる場合などは、あまり問題ないからだ。
治療中心のスタイルから予防、教育という視点で行政と一体になる必要があると思う。そのためには保険制度や色々と難題が蓄積している。いまのシステムを一度崩壊させないと修正できないだろう。。。で、民主党に期待したんだが。。。何をやってるんだか?
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